今年の4月、熊本を襲った大きな地震をみなさんは覚えていますか? 二度の震度7の揺れを観測し、余震の回数は2000回を超えました。 震源地の益城町を中心に多くの建物が倒壊し、熊本県、大分県の多くの人が避難しました。
私自身熊本市内の出身なのですが、家族や地元の多くの友人が何日間も避難をしていました。
前震の第1報、そして本震のニュースを東京で聞き、親に電話したり友人とLINEで連絡をとったりしながら心配で心配でたまらなかったことを今でも覚えています。
あれから半年が経ちました。
みなさんはどれだけ熊本の”今”を知っているでしょうか。
未だに100人以上の人が避難をしています。
100人はもしかしたら少なく思えるかもしれません。
でももし100人の中に自分の家族や友達がいたら。いてもたってもいられないですよね。
被害を受けた家屋も多く、復旧はやっと始まったところ。 ビニールシートをかぶった家もまだまだ多いのが現状です。
でも、悲しいことに東京ではもうほとんど報道はされていません。
東京から見れば熊本はやっぱり遠い。
それに今すぐボランティアに行ったり多額の寄付をしたりすることは難しいかもしれません。
でも少しでもいいから被災地のことを忘れないでいることが復旧復興の支えとなるのではないでしょうか。
熊本のあの日のことを忘れないでいるために。
東京にいるみなさんにも、ぜひもっと熊本を身近に感じてほしいなと思うのです。
みなさんは熊本と聞くと何を思い浮かべますか?
やっぱり…みなさんおなじみくまモン!
ゆるキャラグランプリ2011でグランプリを獲得して以来、その人気は今や全国区ですね。
熊本城や阿蘇山なんかだと修学旅行で行ったことあるという人も多いんじゃないでしょうか。
熊本城や阿蘇山なんかだと修学旅行で行ったことあるという人も多いんじゃないでしょうか。
食べ物で言えば、馬刺しや辛子蓮根、だご汁、一文字のぐるぐるなんかも有名ですね。
え、馬刺し以外は聞いたことない?そこはぜひググってください笑
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あ、大事なのを一つ忘れていました! もっと身近に熊本を感じられる、県民大好きご当地グルメはこちら!
大鍋で煮える怪しい物体・・・
なんだかよくわかんないけど美味しそう・・・
どう見ても魔女のスープにしか見えないこの写真、
実は太平燕(タイピーエン)という麺料理なんです。
太平燕って言われてもなんじゃそれって感じですよね。
実は太平燕は熊本県で古くから愛されるご当地グルメ。
麺料理とはいいましたが一言で言うと「具だくさん春雨スープ」という感じです。
春雨なのでラーメンと比べてカロリーが低く、いろんな栄養をバランスよく取れるので、ヘルシーフードとして東京でも一時期話題になりました。
といっても1品でお腹いっぱいになるぐらいボリュームがあります。
えび、いかなどの魚介類、豚肉、うずらのたまご、それに白菜やねぎ、きくらげなどいろんな材料がどっさり。
この太平燕、熊本県ではカレーと並んで給食に出るほど県民にとってはおなじみの料理です。 筆者も上京するまで全国区の料理だとずっと思っていました笑
とはいえ全国区でも実は何年か前にかの有名なエースコックからこんな商品だって出ています。
ここまでくれば太平燕が熊本を感じるには外せない一品だということはもうおわかりですね。
これを書きながら筆者もお腹がすいてきました笑
ああ、あの懐かしい味を食べたい…!
東京では馬刺しはあっても太平燕置いてる店ってなかなかないんですよね。。
でも安心してください!なんと本郷で食べれるんです!
10月31日から11月4日までの1週間、本郷キャンパスの銀杏メトロ食堂にて期間限定で販売しています!
ちょっと気になる熊本の、意外とおいしそうな太平燕。
学科の友達や研究室の仲間と一緒にいかがですか?
太平燕を食べながら、ぜひみなさんで熊本に想いを馳せていただければ幸いです。
熊本県民の味、太平燕をどうぞ召し上がれ!