「俺は、資本主義の奴隷だからね」 東大卒・サイシード社長中村陽二氏が語る”戦う生き方”

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新サービスにみる、中村式ビジネスモデル

サイシードが取り組んでいるビジネスとしてチャットを使ったビジネスがあります。インタビュー前は、これまでのインタビュー内容とこのサービスの接点が見つからなかったのですが、実はここにもちゃんと筋が通っていました。スゴイ。

今あらゆるシーンでチャットを導入するというサービスを運用していて、原点は、「人々の意思決定が効率的になされていない」ということ。これは社会の中でもかなり大きな問題で、ここを取り巻く市場はかなり大きなものであるはず、という仮説は元々持ってたんだよね。で、その市場の一部をこのサービスで少しかすめ取りたいと思っていて。

意思決定の時にできることって、何個か方法があると思うんだけど、一番原始的なのは「知り合いに聞くこと」。でもこれは、データ量が少ないし偏りがあるので、あんまり正しくない。

一方で今一番使われている意思決定の方法って、インターネット上とかにある多大な情報を整理して一覧にしてくれている”まとめサイト”とかを見ることだと思うんだ。

でも、考えてみて。そこに掲載されている情報が全てじゃないかもしれないし、俺たちのような素人にとっては情報を正しく解釈できないこともあるし、そして何よりその情報が企業本人による広告だったりする。意思決定の方法として全然効率的じゃない。

 

笑顔と真剣な顔のメリハリがすごい。

じゃあ、何が一番かというと信頼出来るプロに聞くこと。でも、これには問題点がある。プロってそんなに簡単にいないし、話せない、高い。でも、この問題点を解決すればユーザーに対して大きな価値を提供出来る。だから、このサービスではここを2つの技術で解決したんだ。
 
  1. プロの持つ膨大なノウハウをAI化し、情報をDBに整理する
  2. 利用者は、プロとの相談をチャットでする

1によってよりたくさんの利用者の相談に素早く応じられるようになるし、2によって「直接行く」という時間とコストがかかる作業がいらなくなる。

これが、「別指標のベクトルを作る」ということ。

これまでの「データ量」に着目した意思決定の方法に歯向かわず、新しく「速さ」と「手軽さ」に着目した意思決定の方法を生み出すことでビジネスとして戦っていける余地が格段に増える。

表向きには我々のブランドネームではなく事業会社がチャットのサービスを展開している。我々はOEMプレイヤーなので見えづらいけど、君らが使っているチャットの裏側は我々かもね笑

笑顔がめっちゃ朗らか。最近の夢は、ラジオのMCをやることだそうです。

このチャットとAIの仕組みは様々な領域で展開していて、かなり結果が出てきている。正直なところ、どの領域がこの仕組みに合うかは確信を持っては読めない。とりあえず多くの領域で張っておくという感覚で進めてる。

今はぐんぐん伸びているので、仮説は正しかったんじゃないかな。規模的にも大きなヒットになりそうだと考えてる。

最後に

突然ですが、僕の人生のモットーは「一日一日を幸せに生きること」なんです。つまり、どんなに嫌な日でもご飯がおいしければ幸せですし、どんなに辛い寝起きでもその直後に「う~ん!」とするノビが気持ち良ければそれで幸せ。

テストとか就職とか結婚とか、よく分からない未来のことを考えるより、今を幸せに生きることの方が大切。そしてそうしていれば未来のこともきっとすべてうまくいく・・・

・・・・そう思っていました。

 

この日、中村さんと会うまでは!!

18年8か月の人生の間に精一杯培ってきた僕の「人生のモットー」は、この方とのインタビューを通して消え去り、そして、あることに気がつきました。

「俺、結局、将来のことを考えるのを避けてるだけじゃねえか」

 

歯車の人生も、それはそれで一部の人にとっては楽しいかもしれない。でも、僕が望む人生はそうではない、ということにインタビューを通して気づかされました。

 

インターン採用、役員候補採用と、チャットサービス。

どれを通して考えてみても、新しい指標のベクトルを自らが創り出していく、そんなちょっと違った人生が見つかる気がする。

あなたはどうでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

第一期推薦入試合格生。 最近の夢は料理をする勇気と器具と時間を持つこと。

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