【超伝導から透明マントまで!】どこよりも物理を分かりやすく【物理学科展示が神域】

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とうとう待ちに待った五月祭の日です。ずらりと並ぶ屋台や、装飾や展示された部屋部屋、数々のステージやら、非日常のお祭り空間が、本郷キャンパスに広がっています。

そんなお祭りの時だからこそ、普段では体験しにくいい、他の分野の「学術」の面白さを、贅沢に「食べ歩き」できるのです。

今回は、「理学部物理学科(通称:理物)」に突撃して、理学部の面白さを教えてもらいました!

どこよりも物理を分かりやすく 理学部物理学科

本日は、物理学科の皆さま、お忙しい中ありがとうございます。今私たちがいる理学部1号館2階のあらゆる場所が、五月祭当日は、一般人も入り放題の物理の世界に生まれ変わるのですね。

でもまだ正直、「物理の世界」にピンと来ていません。物理ってどんなものなんですか? 理物ってどんなところですか ぜひ教えてください。

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pixabayより

「物理って、知りたい、っていう飽くなき欲求をどこまでも受け入れてくれる世界なんです。

例えば、あるものごとが起きた時、『なんでこれが起きたのだろう?』と原因を考えますよね。

そうすると、『その原因は、なんで起きたのだろう?』ってちょっと不思議になって、研究とすると、『そのまた原因は、』っていうものの見方が生まれてきて……。

 

それを突き詰めたとき、『一番根本の原因って何だろう?』という最も基礎的な問いにたどり着きます。これを探求して、解を見つけ出そうとするのが物理です。

突き詰めていった最後には何があるのか? そしてそもそも最後はあるのか? そんな問いまでできるのは、基礎学問の物理ならではです。理物では、そんな探求を日々楽しんでいます。」

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「真理の追究、っていうのも最高ですし、世の中のありとあらゆる複雑な現象を、たった数本の数式でシンプルに表現できるも、物理の魅力だと思います。

 

そして、その数式の表し方を知っているってことは、逆に『現象をどう見るか』っていう見方の切り口を知っているってことでもあるんです。

応用から他の応用にはつなげにくい面もあると思いますが、物理は基礎ですから、あらゆる応用を説明をする物の見方が出来ますね。

 

そういわれると、ちょっと物理を知っておかないと、人生損している気がしますね・・・。

 

「物理って難しそう、って敬遠なさっていたり、よく分からないぞ、という方も少なくないのですが、ご安心頂ければ。あらゆる現象の根本に迫る物理の面白さを、分かりやすく馴染みやすいようにご用意しました。その分かりやすさ、面白さの為に1年間準備に時間をかけていますから。

安田講堂のちょうど裏側に理学部1号館がありますので、ステージの合間とかでも、ちょっとふらりとよって楽しんでくださいね。」

 

それはとても頼もしいですね!

 

1年間かけて作ったすっごい企画

 

今年は、「透明マント」「真空ゆらぎ」「BEC」「超伝導」「量子情報」「計算機」「加速器」「物理ショー」の8つのテーマがあるそうですね。

これらのテーマって、どのように選ばれたのですか?

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副統括であり、真空ゆらぎ班班長の桶作さん。

班長志望者が、選んでいますね。自分が面白いと思って伝えたい分野について、1から計画しているのです。五月祭、2~3週間後から動き始めているので、まるまる1年間準備に費やしていますね。

まず、企画したい3年生たちによって、企画にご協力いただく先生探しから始まります。授業後に相談しに行って、その分野ならどこどこの研究室が良いよ、って紹介を受けて、研究室に直訴していくんです。

一方で学部の人たちにもプレゼンして、一緒に参加してくれる有志をさがし、1年かけてみんなで企画を作り出していきます。だから、班長にしろメンバーにしろ、本当にそれを面白いと思って、伝えたいと思っている人たちですね。

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おそろいのTシャツ

では、班長の行動力と意思によって生まれ、メンバーの愛で支えられる一期一会のプロジェクトなんですね。

 

「そうですね。受け継がれたプロジェクトもありますが、来年あるかは来年次第です。テーマも、必ずしも当人たちの直接の研究や専門に沿った、というわけでなくて、『物理の面白さを伝えるテーマ』って基準で選んでいますから。その基準で選んで、1年かけて準備しています。

ですから、2016年、今年しか出会えない面白さもあるかもしれません。

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全体統括の亀井さんはこんな方です。HPを手掛けた、アートな理物生。

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全体総括の亀井さん自らが作ったHP。私も拝見したのですが、超かっこいいのでぜひ見てください。おススメです。

直感的理解で物理を楽しもう

代表が自ら制作なさったHPに8つテーマについて、おそらくどの学部学科の展示紹介よりも超詳しく説明されているので、ぜひそこから、どんなことやるの? について見てみてください。

透明マント」を再現する

真空ゆらぎ」真空の中に何もない、なんてことは無い?!

超伝導」リニアモーターカーが浮く原理の更に根っこの物理を知る

計算機班」世界を組み立てる面白さ

物理ショー」視覚的に、直感的に楽しめる物理

BEC」超低温の不思議な世界

量子情報班」世界ってどれくらい小さいの

加速器」はやく動く粒子の世界

テーマをぱぱっと見るだけでも、なんだかわくわくしてきますね。

あらゆる現象の根っこの物理学ですので、逆に原理を直感的に理解できる現象で説明できることが多いそうです。素粒子などの難しそうな話も絵やポスターなどもつかって、丁寧に解説してくださるそうなので、ちょっと安心ですね!

 

女子中高生の皆さんも、気兼ねなく遊びに来てくださいね

「予め断わっておくと、決して私どもの個人的欲求ではありません。この学部、そして物理学科の全体の思いです。

物理の面白さに触れてもらって大学でちょっとやってみようかな? なんて思っていただければ本当に本当に嬉しいです。多様性の為にも女性研究者、増やしたいですね。偏りすぎです。

第一には、老若男女、誰にでも気軽に楽しんでほしいという思いを込めて分かりやすさ・面白さ重視の企画しているので、お祭りの場ですし、どなたでも身構えずに理学部1号館2階に飛び込んでみて下さい。

 

基礎の学問である物理から、色々な世界が広がっていく。そういうのを展示を通して感じてもらえたら嬉しいです。

理物の皆さま、ありがとうございました! 

ぜひ物理の世界を体験しに行かせていただきます!

(HP)http://event.phys.s.u-tokyo.ac.jp/physlab2016/

 

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ABOUTこの記事をかいた人

いちこ

経済学部生。旅行とグルメが趣味。ゲームへのアンテナは欠かしません。

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